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断捨離でうつ症状が改善される?

うつになる理由

毎日仕事が夜遅くまで忙しくストレスが溜まってしまうと、うつの症状になってしまうことは珍しくありません。
精神的・肉体的にストレスが大きいと気分がふさぎがちになり、何をやっても楽しめないうつの症状が現れることがあります。
うつの状態が長期間続いたり、ストレスが悪化したりすると、めまいや頭痛などといった症状が出てくることも考えられます。

忙しくてうつ状態が続いている人は、一度断捨離を実行してみるのもいいアイディアです。
不必要なものを思い切って捨ててしまうことによって部屋がすっきりして、ポジティブな精神状態になることは多いものです。
忙しい→部屋を片付ける時間がない→ストレスが溜まるという悪循環を繰り返していては、うつ症状を改善することはできません。

断捨離によって不要なものから解放され、掃除がしやすくなるとストレスも減少していくケースがほとんどです。
使わないものを管理するストレスも減り、過去を思い出してネガティブな気分になることを防げるので、身体も健康になり、毎日の生活を楽しめるようになります。

好転反応とは

これまで物を溜め込んでいた人が突然断捨離を始めると、「好転反応」ガ起こることがあります。
好転反応というのは、断捨離を始めたことによって起こる一時的なネガティブな症状のことで、人によっては必要なものまで捨てたくなってイライラする、だるくて風邪のような症状があるといった反応が見られることがあります。
断捨離の際には、愛着のあるアイテムを捨てなければならないこともあるわけですから、決断する際に心に負担がかかることもあります。

また、古い家具などの重いものを捨てるとなると、肉体的にもかなりの負担を強いられることも確かです。
好転反応をできるだけ避けて、上手に断舎離するためには、一気にまとめて断捨離をしないように心がけることが大切です。

断捨離で気をつけるポイント

断捨離はあくまでよりよい生活をするための方法ですから、「物を捨てる」のが目的にならないように注意しましょう。
また、疲れているのに無理をして断捨離をしてしまい、体を壊してしまうのもよくありません。

断捨離をする際には、まず最初に理想の部屋を思い浮かべることがポイントです。
どんな部屋にしたらいいか、断捨離の後のすっきりとしてきれいな部屋のイメージを思い浮かべながら物を捨てていけば、ストレスを感じずに家の中を整理していくことができます。

ただし、断捨離だからといって家族の貴重な遺品や形見を処分してしまうのは好ましいことではありません。
また、緊急時に必要なものも、普段は使わなくても捨てないで取っておくことをおすすめします。
リサイクルできるブランドもののバッグなどは、捨ててしまわずに買い取りに出しましょう。