思い出の品
家の中の要らないものを断捨離するとなった時に、要るものと要らないものに分けて処分していかなければいけません。
ただそこで問題になってくるのが思い出がある品の処分です。
他の人から見ると、捨てるべき不用品のようなものに見えてしまうかもしれません。
しかし当の本人からすると、思い出がある分本来であればゴミのようなものでもなかなか捨てることができないという問題も発生してしまうかもしれません。
実際捨てれないものが、今後使用する可能性があるものであればとっておくのも分かります。
ですが今後使用する予定がなくても思い出があるから捨てれずにずっと取っておいているというものも存在するでしょう。
管理する方法を決めよう
思い出が強いものだと、ゴミ同然のものでもどんどん家の中に蓄積して溜まっていってしまいます。
それを防ぐ手段の1つとして有効なのが、管理するという方法を明確にしておくことです。
ジャンル分けをして、どのくらい保管するのかを自分の中で決めておきましょう。
そうすれば、いつまでも使わないものが家に残ってしまうというのを防ぐこともできるので家の中をすっきりさせることができます。
思い出がなくなってしまうようで嫌だという場合は、その思い出の写真をスマホなどで写真にとってデータに残すという手段もあります。
そうすることで実物は見れませんが思い出に浸ることはできるようになります。
心理的な支えになるアイテム
思い出の品の中には、特に自分の中で特別に感じている品もあるでしょう。
例えばそれを見ることで沈んだ心にエネルギーが湧いてきたり気持ちの切り替えが出来るようになる品などが代表的なものです。
断捨離をした時にアイテムを分類分けした時、そこまで大切に思える品というのはそこまでかさばるほどの量はないのが一般的です。
そういったものは断捨離しているからといって無理に捨てる必要はありません。
そういったアイテムに関しては必要なものとしてとっておき、見える場所に飾るなどして大切に扱っていくのが良いでしょう。
自分の心理状態に合わせて
その時々のメンタル状態によって、思い出の品を捨てる決断ができるほどの元気がない時もあるでしょう。
特に精神が落ち込んだ状態だと、思い出の品が余計に手放せない状態になりがちです。
そんな時には、無理に思い出の品と向き合う必要はありません。
断捨離するアイテムの中には特に思い入れがないアイテムも多くあるので、そんな時には思い入れがないものの断捨離から進めていきましょう。
片付けのメソッドが書かれているものの中にも思い出の品の処分に関しては最後にしていいと記述しているものも多いので、大切なものは後悔がないように慎重に断捨離していきましょう。