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極限まで断捨離を行うとどうなるの?

要らないモノをチェック

要らないモノを処分し、必要最低限のモノだけで生活をする人のことをミニマリストといいます。
ただ単にモノを捨てるのではなく、「不要なモノを無くすことで、価値のある生き方や楽しみを手に入れる」ことが目的です。
最近まで断捨離とミニマリストの違いが少し分からなかったのですが、大きな違いとして「モノの数」が関係していることが分かりました。

ミニマリストと断捨離の違い

断捨離をする方は、少ないモノでシンプルライフを楽しみますが、モノの数にはこだわりがありません。
一方ミニマリストは、不要なモノを細かく排除しつつ、モノの数に対しても徹底的にこだわっています。
モノが少ない空間の調和を大事にするそうなので、断捨離派の人と比べ、モノへの考え方がよりシビアなのかもしれません。

ミニマリストの生活スタイル

ミニマリストは冷蔵庫やテレビ、洗濯機といった生活家電を持たない方が多いそうです。
私にとってはどれも必要な家電ですし、何なら買い替えたいとも思っているので、この考えに至るのは本当にスゴイなと思います。

要らないモノを極力減らしている方たちなので、収納家具も必要ないそうです。
ベッドを設置せず寝袋を使い、カーテンをつけないミニマリストもいるとのこと。

ソファーベッドであれば、テレビを観るときや読書、就寝時と色んなことに活用できますが、よくよく考えるとミニマリストはテレビそのものを持っていない可能性が高いので、このソファーベッドも彼らにとって必要ないかもしれません。

また、ミニマリストには季節ごとに服を買い替えるタイプと良いモノを数枚持つタイプの2つに分かれるとのこと。
ただ、どちらも必要最低限の服しか所有しないということが共通して挙げられます。

ミニマリストのメリットとしては、モノが無いぶん小さい部屋でも生活ができることです。
モノが無いので気持ちが落ち着くそうですが、私の場合はモノがいくらかあるほうが落ち着くので、まだミニマリスト思考に至っていません。

自分の生活に必要なモノだけを置いているので、衝動買いをしないのは本当に素敵な考えだと思います。常に基本的に部屋がスッキリしているため、片づけも楽にできますね。

ミニマリストに向いている人は「自分の考えを押し付けない人」

ミニマリストとして暮らすには、家族の同意があってこそです。
一人暮らしなら特に問題はありませんが、家族と一緒に住んでいる場合、モノを捨てていくとトラブルを招く恐れがあります。

ミニマリストのコンセプトは価値のある生き方や幸せを手に入れることですが、モノを捨てることに集中し過ぎて、必要なモノまでも処分してしまう可能性もあります。
ミニマリスト本人は快適な暮らしとはいえ、家に招かれた家族や友人は、モノが無い空間に落ち着かないかもしれません。
自身の考えを他者に押しつけず、相手の考えにも柔軟に対応できる人こそ、ミニマリストに向いているのではないでしょうか。