ヘルメットを手に持つのが一般的
自転車用ヘルメットの着用が努力義務になり、13歳未満の子供に限らず大人も全てヘルメットを着用するのが推奨されるようになりました。
この背景には、交通事故における自転車事故の割合が上昇している事実などがあります。
特に人身事故では頭部に損傷を受けることが多いため、率先してヘルメットを着用することが大切です。
自転車の場合はバイクと違って努力義務なので、着用していないとしても罰則が科されることはありません。
あくまでも、自分の身を守るために被ることが大切です。
また、万が一自転車に乗って行って事故にあった場合でもヘルメットを着用していれば補償の面で有利になることが考えられます。
さて、このヘルメットですが、自転車から降りた時にどうするかという問題があります。
自転車用ヘルメットはバイクのヘルメットほど重くはないので、降りたら持ち歩くというユーザーが多くなっています。
とはいえ、夏場は頭部にもかなり汗をかくので、ちょっと喫茶店に立ち寄って一服する場合などはお店に持って入るのはどうかと躊躇われることがあります。
かごにいれるかヘルメットホルダーを活用する
かごがついているタイプの自転車であれば、ヘルメットをかごに入れておくこともできます。
ただし、駐車している間にヘルメットを盗まれるリスクが無いとは言えませんので注意が必要です。
できればヘルメットホルダーを活用するのが賢明でしょう。
ヘルメットホルダーは軽くて持ち運びが便利なので、邪魔になることもありません。
特に、おしゃれなヘルメットを使っている人はヘルメットホルダーでしっかりと盗難防止をしておくといいでしょう。
おすすめのヘルメットホルダー
ヘルメットロックとも呼ばれるヘルメットホルダーには、ボルトなどを使用して車体に固定するタイプの他にワイヤーやカラビナで車体に取り付けておくタイプのものがあります。
後者は自転車のどの場所にも取り付けることが可能なので、手軽に使えるというメリットがあります。
車種によって向き不向きがありますので、よく確認した上でヘルメットホルダーを購入しましょう。
ヘルメットホルダーの金額はまちまちで、安いものは数百円で購入することができます。
少しハイレベルのヘルメットホルダーが欲しいという人には、HH-002 OGK(オージーケー)技研のヘルメットロックがおすすめです。
金額は2500円とやや高めとはいえ、作りがしっかりしていてヘルメットを2個かけておくこともできます。
固定ベルトを使ってどこにでも取り付けることができるのが特徴です。
CROPS(クロップス)からも使いやすい自転車用ヘルメットホルダーが何種類か発売されています。
「プロ SPD09 Q5 5×1800 ワイヤーロック」などは見た目もおしゃれです。