坂に上っている時の心境
ステイホームが長くなって、身体を動かすことがないのでロードバイクに挑戦してみました。
もともとサイクリングが好きな私。
ロードバイクを友人から勧められたのをきっかけに挑戦してみることに。
運動不足解消や、気分転換にぴったりのロードバイクは、アップダウンのあるコースがおすすめです。
初心者の私にとって坂を上るのは本当に苦しい時間です。
こいでもこいでも進めないし、すぐに足をついてしまいます。
なかなか進めなくて本当にきついものです。
足は重くなってくるし、だんだん恐怖感も出てきます。
本当に登り切れるのかという不安がどんどん濃くなってしまうのです。
調子がよくなってくると楽しくなる
少し気分転換もかねて休憩。
小腹も減ってきたしもぐもぐタイムを取って今までのコースの反省もしました。
身体が疲れているけれど、なんだかやめる気にはなれなくて、ちょっと不安もあるけれど最後まで頑張ろうという決意を固め、再出発。
深呼吸をしながら、意識的に水分補給をして登っていきます。
気持ちが落ち着いてきたからなのか、最初よりもなんだか調子の良い感じがします。
調子が良くなってくると、周りの景色を見る余裕が出てきたり、空気感を楽しんだりすることができるように。
登れば登るほど楽しい
さらに走っていくと、どんどん景色もきれいになってきます。
そんな景色を堪能できるほど、自分にも余裕があることがわかりました。
絶対に疲れてきているし、息も上がっているけれど調子が良くなっている感じがあります。
進むたびに身体が軽くなっていく不思議な感覚。
なんだかよくわからないけれど、とっても楽しいと思えるほどになりました。
達成感と爽快感
登れば登るほど感じることができるのが達成感と爽快感です。
峠のふもとで挫折しそうになった最初の坂を乗り越えて、呼吸を整えて頑張って登ったかいがありました。
不思議なことに後半になればなるほど、足が軽くなってどんどん登っていける感覚です。
身体も軽いし楽しめる余裕が出てきたときに、目の前に広がる絶景はやみつきになってしまいます。
日常生活を送っていて、これほどの達成感と爽快感を味わえることはなかなかないでしょう。
坂を上っているときは夢中でペダルをこいでいるので、悩んでいることやもやもやしていることなども一切忘れて前に進むことだけに集中することができます。
日ごろのストレスも一気に吹き飛ぶような爽快感は忘れることができません。
もっとハードなコースにも挑戦してみたいという気持ちにもなれるもので、帰ってきたばかりなのに。
帰ったあともすっきりした気持ちが続いているので、また気分転換にまた挑戦してみようと思っています。