1. >
  2. >
  3. 断捨離中の「もったいない」を解消しましょう

断捨離中の「もったいない」を解消しましょう

捨てようと思った時点で終わっている

部屋のなかをぐるっと見回してみると、目に入るものだけで使っていないものもたくさんあるでしょう。
使っていないことはわかっていても、もったいなくて捨てられないもの、捨てようと思っているけれどなかなか踏ん切りがつかないものなどため込んでいませんか。

もったいないという気持ちがあると断捨離は進みません。
もったいない気持ちを解消するためには物と自分との関係が終わっていると考えても良いでしょう。
自分のところに残しておいても使われることがないアイテムも、手放して他の人にわたることで使ってもらえるかもしれません。
自分が持っていて使わないのであれば、そのほうがもったいないのです。

物と自分の関係を考えて

もったいないという考え方を見直すために、物と自分との関係を見つめなおす必要があります。
ものと出会ってうれしいと感じたり、使うこととの楽しさを知ることができりした過去があるでしょう。
その喜びやうれしい気持ちをさらに高めるために物を増やしてしまった結果、今では部屋が窮屈になって居心地も悪くなってしまっていませんか。
使わない物があふれている時点で、物と自分との関係は終わってしまっているのです。

関係が終った物とはお別れをすることが大切です。
断捨離をして使っていない物とお別れをすることで、すっきりとしたお部屋になり居心地の良い空間を作ることができるでしょう。
物とお別れをしても、一緒に過ごした思い出はなくなりません。
自分の手元から物が離れても思い出はずっと残ります。

生活必需品以外は記念品

物との過去を思い出として考えるということに共通するのが、生活必需品以外は記念品だという考え方です。
人間は物があることで生きてきた事実を担保して安心しようとする生き物です。
つまり時間が過ぎていくことへの恐怖や、生きてきた過去を実感するために物を残しておいているといわれています。
うっかりしていると、過去の記憶と結びついた物であふれてしまうことも。

常に物を通して今を見つめるようにしましょう。
過去としか結びついていないものは単なる記念品です。
生活必需品以外は過去とつながっている記念品だと思うことで、断捨離につなげることができるでしょう。

今必要なものだけを残す

身の回りに残しておくものは、今必要なものだけで良いのです。
毎日使うキッチン用品は一目でわかるような位置に収納します。
見渡せる数にすることで、一つ一つをもっと活用することができるようになるでしょう。

冷蔵庫のなかや引き出しのなかも、すっきりとさせておくことで奥までしっかり見渡すことができます。
常に見渡すことができれば、賞味期限切れの調味料なども隠れてしまう心配がありません。

今の生活に必要なものを必要な量だけ持っているということが、心地よい空間を作るのには欠かせません。
何がどこにどの程度あるのかを把握できるように、使いやすく収納するのも大切です。
余分なものを断捨離することで今持っているものをきちんと把握して、持っている物を大切に使うことができます。