ミニマリストはお金が貯まるの?
最近、物を極力持たずに生活するミニマリストと呼ばれる人たちを指す言葉がネットやテレビなどで聞かれるようになりました。
物を持たないということは何かを買うためにお金を使わないというイメージもあります。
ミニマリストといえば、部屋の中にほとんど家具を置かず持っている服も少なく、こだわりが強い人の場合、下手の中にカーテンを設置していないなんてこともあります。
かなり身軽な生活をしている人たちがミニマリストです。
ミニマリストというのは、節約のために物を減らしているということではありません。
その人自体の生き方の1つとしてミニマリストという道を選んでいます。
しかしお金がかからなさそうというイメージもありますが、実際のところはどうなのでしょうか。
無駄なお金は使わない
ミニマリストの人たちは普通の人と比較すると持っている物の量が大幅に少ないです。
ついつい色々買いすぎて、無駄なお金を使ってしまうという人と比較をしてみると、ミニマリストの人たちは物を増やさない分無駄なお金を使わない傾向にあります。
そのため、ミニマリストじゃない人からするとミニマリストになるということは節約が出来てお金が貯まるサイクルができるというイメージもできてくるのも必然です。
確かに節約という点においてミニマリストの方々を参考にしたい点もいくつかあります。
しかしミニマリストになる=節約ができるとは言い切れません。
イメージだけでは理解できないミニマリストの一面というのも存在しているためです。
高価なものを買う
ミニマリストの人の場合頻繁に買い物はしません。
しかしあまりものを買わない分、1回の買い物が高くつきがちという可能性が潜んでいます。
物が少なくなれば、その分持っているもの1つ1つにこだわりたくなってきます。
そういう点において、ミニマリストの人は無駄なものは買わないけれどいいものを買うことで出費自体が大きくなってしまうかもしれません。
節約をするためには買う量を減らすことも大切ですが、使う金額もセーブしていく必要があります。
そのため1回1回の使う金額が大きければ実際普通に生活している人たちの出費とあまり変わらなくなることもあるため、ミニマリスト=節約になるという方程式が成り立つとは言い切れません。
無駄を削る
ミニマリストの生活は、買い物をしすぎてしまう人からすると見習う点も多いです。
実際にミニマリストの生活を見たときに、自分の生活の中で削れるものがあるかどうかを見直してみましょう。
見直してみると、使わないものなのにお金をかけてしまっているものもでてくるはずです。
目についた点を直して削っていくことによって、節約効果を得ることも可能なのでミニマリストの生活も参考にしながら節約していきましょう。