実物のものだけじゃない
断捨離と聞くと、家の中にあるものを捨てたりすることというイメージを強く持っている人も少なくありません。
しかし、断捨離できるのは実際に家の中にある実在するものだけではありません。
日々生活の中でパソコンやスマホなどを使用している人の場合、使用するデバイスの中にデータが蓄積されていきます。
データがデバイスに多くありすぎてしまうと、動作が重くなるなどの変化が現れます。
そのため、不要なファイルやデータなどを捨てて整理するという行為のことをデジタル断捨離といい、形のないデータなども断捨離をすることが可能です。
お気に入りを整理しよう
ではいざデジタル断捨離をしようとなっても、どこから断捨離を始めていいか分からない人も多いでしょう。
そこでまずデジタル断捨離に取り掛かりやすいのがお気に入りです。
お気に入りというのは、よく使うと思って登録しているものです。
データ量としてそこまで大きい部分ではないものの、良く使用する部分だからこそ整理しておくとスッキリして活用しやすくなります。
昔は使用していても、最近は全く使用しなくなったお気に入りなどもあると思うので、使用しなくなったものは削除してすっきりとさせましょう。
お気に入りというのは、消したところでスマホやパソコンの動作に影響を与えるものはないので、消すことによって動作に不具合を起こしてしまうという心配もありません。
アプリやソフトを消す
特にパソコンやスマホの中の容量を食ってしまうのがアプリやソフトなどです。
最初は使用していたソフトやアプリも年月の経過で使用しなくなったままデバイスの内部に残っているものもあるでしょう。
スマホの場合は、ホーム画面に置かれているアプリを削除するだけで簡単にスマホ内部の容量を軽くすることが可能です。
パソコンの場合は、アプリやソフトが保存されている場所がものによって点在しており探すのが大変です。
そのため、コントロールパネルで使用しなくなったものを探しだして削除することで不要なアプリやソフトウェアの整理をすることができます。
消すのを悩んだら
デジタル断捨離を進めていく上で、このデータは消して良いものか悩んでしまうものも出てくるでしょう。
そこで、消すか残すか悩むようなデータがある場合はクラウドサービスの利用も検討しましょう。
クラウドサービスでは、デバイス外にデータを保存することが可能です。
そのため外部に保存することによって、内部の容量を軽くすることができるというメリットもあります。
完全に消してしまったデータは元に戻りませんが、クラウドサービスを利用すれば、必要な時に必要なデータをデバイスに戻すということもできるので、悩んだ時は利用してデータを管理しましょう。