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断捨離とは思考法でもある

単なる片付けじゃない

断捨離といえば、不要なものを捨てて部屋をすっきりさせるというイメージが多くの人に根付いています。
そのため断捨離という言葉を聞くと要らないものを捨てるというイメージだけが強く残っている人も少なくないはずです。

しかし断捨離を単に物を処分して部屋をすっきりさせるための行為としてしか認識していない人も多いかと思います。
断捨離はただそれだけの行為ではなく、断捨離で片付けをするというのは断捨離の入り口に入った程度のことにすぎません。

断捨離とは、物の片づけをするためのものだけではなくその人の人生に大きな影響を与えるものであるととある書籍でも書かれています。
今の自分の現状を変えていきたいという人は断捨離という行為をより深く理解していく必要があります。

今の状態を確認する

断捨離するときには、現状がどうなっているかを確認することから始めていきます。
特に収納されていて普段から閉め切っている場所では、中にどれだけのものがあるか見てみなければ分からないからです。

実際片付けをするとなった時に、片付けるものの総量を理解しないまま始めてしまうと予想以上の量に途方にくれてしまうということも起こりうるからです。
実際人は自分たちが生活する空間にどれだけ物であふれかえっているかを把握できていない傾向にあります。

無意識に見たくないから見ないようにしているものも、現状を変えるためには目を向けて把握しなければいけません。

自己否定をやめよう

これは女性に多い考え方なのですが、片付けができないことによって自分をダメな人間だと思い込んでしまう傾向にあります。
片付けといえば家事の1種として女性がするものという意識も強いため、それができないことがダメなことだと思い込んでしまいます。

特に仕事をバリバリこなしている女性というのは、完璧主義に寄っている傾向にあります。
完璧な自分の姿をプライベートでも求めてしまうと、それによって自分を苦しめてしまうことになります。

たくさんの物がある世界で生きていて、その関り方が分かっていないと物は増えていってしまうのは当たり前のことです。
それを自分だけのせいだと抱え込んでしまう必要はありません。

ビジョンを明確にもつ

家の中に物が溢れていて困っている時というのは、どうしても片付けること・物を処分することに重点を置きがちです。
しかし明確なビジョンがなければ、その時は取り組んでも長続きしません。

ただ片付けをしなければいけないという考えを持つのではなく、何のために片付けをするのかをはっきりさせましょう。
片付けは手段に過ぎず、大切なのは片付けをした後に自分がどんな暮らしをしていきたいかです。

そのビジョンがはっきりすれば、それが断捨離をする上での原動力にもなるので行動を起こしていくことが可能になります。